福島県大沼郡三島町観光協会
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 福島県重要無形文化財
                       

 サ イ の 神(町内各地区)  1月15日

  
集落ごとに、豊作・無病息災を祈願して行われる火のまつり。冬の夜空に舞い上がる火柱は荘厳。
   2月に開かれる「雪と火のまつり」は三島町が元祖で、冬の民族行事が集大成されたものです。

   
 滝谷地区
 名入地区
 宮下地区
 

 
 川井地区  桧原地区  西方地区
 
 大谷地区  滝原地区  桑原地区

    平成15年1月15日に開催されたサイの神の模様です。            

 小山地区    
  若水汲み(桑原・早戸地区) 1月1日〜3日
   元旦の暁闇の中で、または元日より 三日間、長男が新しい手桶と松の葉 ・昆布などを結んだ新しい柄杓で、 恵方にあたる小川・井戸、または入 れ流しから初めての水を汲む。そし てこの水をすべての煮炊きに使う。 豊かな水への祈りをこめた、厳しい 寒気の中での行事である。
  若木迎え(山参り)(小山・滝原・早戸地区) 1月2日
   

 正月または小正月のための薪や新木( にゆうぎ)にする木を山から切って来 る行事。正月二日から一一日までの 間に行われる。

 ミズキなどに団子を刺し神棚に上げ 、二日、四日などなど日を定めて初 山入りする行事もある。
  鳥追い(桧原・滝谷・西方地区) 1月14日
   五穀の豊作を祈る予祝行事で、子供 たちが鳥追ことばを合唱しながら、 集落の境まで追っていく。雀や烏、 鷺は害鳥だから、例えば捕えた鳥を 「桟俵にぶっ込んで、佐渡ヶ島、鬼 ヶ島」、つまりこれらの島に流すぞ と囃す。 
  団子さし(大登・川井地区) 1月14日〜15日
 

 秋の稲穂等の五穀豊穣を祈る行事で す。蕎麦、粟、白米をはたいて粉を 作り、団子を作ります。ミズキの若 木の「団子木」を部屋に運び、枝の 先端を折って団子を刺しやすいよう にし団子を刺して飾る。大福帳、鶴 、亀、干支のその年の動物、米俵や 繭、小判、恵比寿大黒などの縁起物 も飾り豊作を祈る。

 こうしてできた団子刺しは、神棚、 仏壇、大黒柱等に飾ります。小さな ものも作り、台所、倉、小屋などに 飾る家もあります。 
  道具の年取り(大登・川井地区) 1月14日
   望の年取りの夜、農仕事、手仕事な どに用いた道具を並べてご馳走を上 げ、共に年を重ねようとする感謝を 捧げる儀式。 
  初田植え(川井地区) 1月15日 
    米の豊作を願う予祝行事。
 雪上に田 植えを模して籾殻を巻き 稲藁、豆 穀などを挿して田に見  たて、五穀豊 穣を祈願する。家長 か長男がが行っ ていたが、今はほ とんどみられなく なった。
  愛宕様参り(桑原地区) 1月24日
  愛宕様の火(大谷地区) 旧暦1月24日
 

 年中の無災害を祈るもので、日の出 前、かつて郷頭だった家で採火され た聖なる火が、長い松明に移されて 村内を巡る、美しい火伏せの行事で ある。村人は、深い雪を踏んで愛宕 様の祠に詣で、去年備えた穴あき銭 と交換してくる。かつてはそれを火 棚に下げて、火伏せの守りとしてい た。日本ではここにしかない、珍し い行事です。

 豆まき(大石田地区) 2月3日
    午後、豆がらを1015p位に切り、 先の方を裂き、タヅクリの頭をはさ み、つばを付けて火で少々焼いて家 の外まわりにの戸にさす。青豆を炒 め神棚に供え夕食後、神棚の前で手 を合わせ、豆をまく。まいた豆を拾 い、家族全員が自分の年の数だけ食 べると災難よけになる。
  初午(桑原・大谷地区)  初午の日
   

 藁でワラダを作り、そこに団子、炒 り豆、小魚、赤飯を入れ、稲荷神社 のお稲荷様に供える。供え物の一つ を持ち帰り御護符として家族で食べ る。これは、蚕の繭がよくできるよ うに祈願する行事。

 初午(火伏せの行事)(西方地区) 初午の日
  火防のための儀式で、自宅で普通の皿に塩を一盛り盛り、これをもって近隣宅へ行き、そこからそれぞれ塩を一盛り頂いて、混ぜ合わせてから四等分して居間の囲炉裏の四隅に灰を掘って埋める。 
  三月節句とひな流し(高清水地区) 3月2日〜4日
 

 婦人の持つ業、病や穢れなどの除厄 を雛人形に託し、女人の守護神であ る淡島神社へ届けるための真摯な願 掛行事と解されているが、今では子 供たちが主役の賑やかなお祭りとな っている。

 桃の節句に飾った、和紙で折った手 作りの雛人形を、翌日子供たちが集 めて只見川に流します。

 女性の幸せを祈る行事です。

  むし送り(西方・名入・大石田・大谷地区)  6月第2土曜日(西方・名入)・7月第2土曜日(大石田)
   

 田や畑につく虫の霊を弔う行事で、 虫を入れた手作りの籠を持ち寄り、 社寺で「供養」をします。

 その後、子供たちが害虫を入れた草 籠を持って行列をつくり、紙旗を振 り、鉦をたたき、「稲の虫も送るぞ 」などと元気な掛け声とともに集落 内を練り歩き、村はずれで初夏の夜 空のもと燃やされます。
  むし供養(早戸地区) 旧暦10月10日  
   

 虫の霊魂を供養する厄日とされ、
 蕎麦を打ち、赤飯を炊き、餅を搗き、鉦を叩き呪文を唱え野末の虫供養塔 に花と共に供える。

 虫の命を絶つ鎮魂の思いと、農作物 の豊穣を願う思いとは表裏一体をな すものであろう。




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