11月16・17日に今年度4回目となる「田舎暮らし体験ツアー」を実施しました。
今回は「森の校舎カタクリ」を拠点に郷土食つくりなどを行いました。
昨年の様子はこちら → 平成30年田舎暮らし体験ツアー【郷土食作り】
今回の2日間の様子を紹介します。
1日目は「みそ作り体験」を行います。
茹でておいた大豆を機械を使ってつぶします。
潰した大豆に糀と塩を加えて混ぜ合わせます。
そこに水を加え更によく混ぜ合わせたものを、樽に入れて終了です。
約1年後には食べられる時期となります。
参加者とカタクリの会メンバーと一緒に夕食です。
カタクリの会の皆さんによる手づくり料理をいただきました。
昨年の参加者アンケートに三島町の昔ばなしを聞いてみたいという声が多数あったため、
今回は初めて夕食の後に昔ばなしの時間を設けました。
話し手は三島町の語り部サークル「ちゃんちゃんこ」の五十嵐七重さんと小松けい子さん。
みそ作りを行った後のため大豆が題材の話や、明日行く予定の西隆寺に伝わる話をしていただきました。
------ 2日目 ------
2日目はとても気持ちの良い天気のなか、西隆寺へ向かいました。
ここでは座禅を体験したり、西隆寺についてお話をお聞きしました。
戻ってきてからは2日目の郷土食作り「笹だんご」です。
茹でたよもぎを粉と混ぜ合わせます。
教えてくれるのは前日に引き続き、カタクリの会のメンバーです。
昨年の笹巻きと同様に、笹を包むのが難しかったようです。
笹だんごを蒸している間に石臼での「きな粉挽き」です。
このきな粉挽きは毎年行っていますが、市販のものよりずっと美味しいと評判です。
自分たちで作った笹だんごと昼食を食べ終えると体験ツアー終了です。
今回は4名の参加者と今までの体験ツアーで最も少ない人数でしたが、
今まで以上にカタクリの会メンバーとお話ししながらの2日間となりました。