11月10日(土)~11日(日)の2日間、「会津桐植栽体験ツアー」を開催しました。
これは、現在三島町で桐の専門員として活動している藤田旭美さんの発案により、
桐の里三島町から「桐」への理解と関心を高めて貰おうとする取り組みとして
このたび初開催されました。
2日間の様子をご紹介します。
参加者とスタッフの紹介後、行程などの説明を受け植栽の現場へ。
三島町大石田地区にある桐の植栽地。今回の植栽場所は杉林の手前の辺り。
昨年植栽した苗木。まっすぐに伸び、順調な生育ぶりとのこと。
植えつけの手順や肥料などの説明を受け、いよいよ植けつけにとりかかります。
秋のこの時期が植えつけに最も適しているとの事。
2班にわかれて苗木をまっすぐに保ちながら植えつけ。
苗木に施す冬囲い。寒さと野ウサギ、シカなど野生動物からの被害を防ぐため。
根本にはネズミの侵入を防ぐため杉の葉を巻き付けました。
計4本の植えつけを終えて記念撮影。
会場をふるさと荘の広間へ移し「桐のお話会」を始めるにあたり、矢澤町長から
歓迎の挨拶がありました。
桐専門員 藤田さんから三島町での桐の歴史や現況、今後の課題などの説明会。
桐材の弾力性を知るための実験。
小さなキズなら、水で濡らしアイロンがけすれば修復可能。
2日目の朝はまず道の駅へ。
駐車場の桐を見学。 台切りにより生育させた4年目のもの。
只見線の通過時刻に合わせて、三島町を代表するビューポイントへ。
この日は日曜日とあってカメラマンさんもたくさん‟その時”を待っていました。
会津桐タンス㈱の工場見学へ。
桐材のアク抜きの様子を見学、約3年の野ざらしにしてアクを抜くとのこと。
製材された桐材はいよいよ家具などに加工されます。
工場見学後は生活工芸館にて桐材をつかった工作体験へ。
小さな吊り棚作りを行いました。
生活工芸館に展示されている編み組細工も見学。
ツアーの最後は、会津地鶏キャンペーン開催中のため、昼食に三島町産会津地鶏の塩焼き定食をいただきました。
2日間のツアーを終えての記念撮影。
参加者の皆さん、ご参加いただきありがとうございまいた。