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お知らせ

平成30年度田舎暮らし体験ツアー【郷土食体験】

11月10・11日に『田舎暮らし体験ツアー』を実施しました。

昨年の様子はこちら → 平成29年

 

2日間の様子を紹介します。

 

 

通常は会津若松駅が集合場所なのですが、今回は只見線の会津西方駅です。

 

 

 

参加者の方々には車窓から紅葉の景色を楽しみながら列車でお越しいただきました。

 

 

 

森の校舎カタクリを拠点に、2日間の体験を行います。

 

 

 

1日目は味噌つくりで、写真は糀をほぐしているところ。

 

 

 

大豆は大きな鍋で事前に茹でておきます。

 

 

 

その大豆をお味噌にするため潰します。

 

 

 

潰した大豆を糀や塩と混ぜ合わせられるように均等にならします。

 

 

 

その後、先ほどほぐした糀と塩を混ぜ合わせます。

 

 

 

その後、水を入れて更に混ぜ合わせます。

 

 

 

仕込んだ味噌は樽に入れるのですが、空気が入らないように底に打ち付けるようにして詰めます。

 

 

 

こちらが仕込が完了したお味噌です。

約10か月後には美味しい味噌となって参加者に発送します

 

 

 

温泉の後は、カタクリの会のおばちゃんたちの手料理をいただきます。

 

 

 

会津の郷土料理(こづゆ、山椒にしん、いか人参)やぜんまい、そして昨年仕込んだ味噌を使ったお味噌汁など。

 

 

 

仙台からの方が今回でツアー参加10回目(プライベートでの三島町は30回以上!?)となり、記念品を差し上げました。

 

 

 

------ 2日目 ------

 

朝の6時30分に森の校舎カタクリを出発して向かったのは西隆寺。

 

 

 

ピンと張りつめた空気の中で座禅体験を行い、合間合間に乙女三十三観音や座禅などのお話をしていただきました。

 

 

 

座禅の後は境内にある乙女三十三観音を見学しました。

 

 

 

森の校舎カタクリで朝食を食べた後は郷土食の笹巻きつくりです。

 

 

 

皆さん笹の葉でもち米をまくのも、紐(スゲ草)で結ぶのも苦戦していました。

 

 

 

それでも、おばちゃんたちの指導のおかげで 無事に笹巻きが出来上がりました。

 

 

 

笹巻き用のきな粉は石臼を使って挽いてもらい、昔はこんな重いもので挽いていたことに驚かれている方も。

 

 

 

生活工芸館で編み組細工、交流センター山びこで写真展、そしてカタクリの群生地の大林ふるさとの山を見てから昼食に。

昼食ではもちろん皆さんが作った笹巻きもいただきました。

 

 

 

お別れの前に参加者とおばちゃんたちのみんなで感想を分かち合いました。

 

・朝の座禅の体験も良い経験だと思って、1年に1回ですけど朝のピーンと張りつめた空気の中で座禅の時間をちょっとでも持てることに今の幸せを感じます。来年には今回仕込んだ味噌が届いてきて、そしてまたお母さんたちに会えるのを楽しみにしています。

 

・とても貴重な体験をさせていただきました。本当に皆さんの温かみありがとうございました。

 

・昨年に続いて今年も参加できたことを嬉しく思っています。また来年も来たいと思います。

 

・貴重な2日間になりました。きな粉が大豆からできるのを知らなかった等、良い経験ができました。お味噌汁もお腹いっぱいなのに美味しくてお替りしちゃいました。

 

・美味しい食べ物たくさん頂いて、体重が増えてないか心配です。

 

・手間をかけて作ったものは本当に美味しいなとしみじみ思いました。今まで消費ばっかりしてきたので、私もお母さんたちのようにトライして模様かなと思います。

 

 

 

毎年のことですが、この郷土食作りの体験ツアーに参加される方は、カタクリのおばちゃんたちの年齢を聞いてビックリされています。

 

元気なおばちゃんたちが運営している森の校舎カタクリでは宿泊や体験が行えます。

宿泊を希望される方は以下までお問い合わせ下さい。

森の校舎カタクリ ☎0241-48-5577