12月2・3日に今年度5回目の田舎暮らし体験ツアーを開催しました。
今回の内容はマタタビを使ったザルつくりです。
今回の様子を紹介します。
教えてくださるのは“五十嵐光榮”さん。
“目黒正榮”さん。
そして昨年に引き続き、地域おこし協力隊の“清水夏穂”さんです。
過去7回は事前に用意したヒゴの状態から編み始めていましたが、皆さんヒゴ作りからやりたいという声がありました。
そこで今回は集合時間を早くし(12:30→9:50)、蔓の状態からヒゴ作りも数本行ってもらいました。
蔓の皮を削って、4つに割って、ヒゴになるよう薄く削ぐという作業を行い、ヒゴになるまででも大変だという声が。
1日目のお昼は“キッチンMORy”さんのお弁当をいただきました。
午後も先生に教わりながらザルつくりです。
作るザルは、前回から取り入れた選択制で、“蕎麦ザル”又は“米研ぎザル”を作ってもらいます。
1日目に約6時間の作業を終えて、夜は先生たちとの交流会です。
宮下温泉ふるさと荘で食事を頂きながらの交流で、編み組細工・工人まつりなどの話しをされていました。
~~~~~ 2日目 ~~~~~
2日目も引き続きザルつくりです。
早い時間に終わった方は、マタタビを購入して2つ目のザルを作られる人もいました。
2日目の昼食は“ログハウスどんぐり”で地鶏せいろ蕎麦や塩焼きなどをいただきました。
工芸館を見学してもらい、最後は先生と参加者で感想を共有しました。
参加者の感想の一部を紹介します。
・無事にザルが出来てとても嬉しいです。蕎麦と言わずなんでも乗せて食べようと思います。
・このツアーを心待ちにしておりまして、思ってた以上に楽しく充実した2日間を過ごせました。
・私は誘われてきましてそんなに興味があったわけではないですけど、やってみると無心になってすごく貴重な体験ができました。
・ヒゴ作りがいかに大変かが分かって、それによって作品の良し悪しがこんなに違うとよく分かりました。
・四ツ目ザル、米研ぎザルを作って、今度は蕎麦ザルを作ってみたいなと思いました。
・先生の言うことを全然聞かずでしたが、今回のことを思い出しながら使いたいなと思います。
・先生のお人柄がでててお話しすることが楽しくて、手が止まっちゃったりした時もあるんですけど、色々なお話をしながらできたことがすごい楽しかったです。
・マタタビザル初挑戦で、完成はしたけどもうちょっと上手くなりたいなと思うんで、次回参加したいなと思ってます。
・2回目の参加でしたが、先生によって独自のテクニックを持っているのが分かって、自分に合ったテクニックを自分でものにしたいなと思います。
世界に一つだけの手づくりマタタビザルが完成し、皆さん喜ばれていました。
通常はこの後に三島町の道の駅に立ち寄って会津若松駅までお送りして終了です。
が、皆さんどんな感じでマタタビが生えているのか見たいという要望にお応えし、山奥に行かずにマタタビが生えている場所へ。
ほとんどの方が初めて生えているマタタビを見たようでした。