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お知らせ

平成29年度田舎暮らし体験ツアー【郷土食体験】

11月18・19日に『田舎暮らし体験ツアー』を実施しました。

今回は“郷土食コース”で、森の校舎カタクリを拠点に色々と体験していただきました。

昨年の様子はこちら → 平成28年

 

県内外から14名が参加された2日間の様子を紹介します。

 

 

 

通常の体験ツアーでは会津若松駅から送迎バスにて三島町に来るのですが、

この郷土食コースは毎回、会津西方駅まで只見線を利用してお越しいただきました。

 

 

 

みそ作りに使用する大豆(2斗・約30kg)は、事前に茹でておきます。

 

 

 

この茹でただけの大豆でも美味しいです。

 

 

 

その大豆を手分けしてすりつぶします。

 

 

 

他の方々は麹を混ぜ合わしやすいようにほぐしたり、大豆を冷ましたりと。

 

 

 

全ての大豆をすりつぶしたら、大豆に塩と麹を混ぜ合わせます。

 

 

 

そして水を入れてから更に混ぜ合わせます。

 

 

 

その後、空気が入らないようにしながら樽に詰めていきます。

 

 

 

仕込みが完了したものはこの様な色をしていますが、約1年経過すると普段見るみその色になります。

みそは約1年後に参加者の皆さんに発送します → 平成29年みそ発送

 

 

 

宮下温泉で入浴したいただき、戻ってから夕食です。

 

 

 

西方カタクリの会のおばちゃんたちの手作り料理をいただきました。

 

 

 

------ 2日目 ------

 

 

朝食後に西隆寺へ歩いて向かいましたが、山の一部では雪が積もってました。

 

 

 

西隆寺では座禅を体験しました。

 

 

 

座禅の途中途中で、乙女三十三観音、座禅、お布施についてなどのお話しを聞きました。

 

 

 

参加者の皆さんを最後まで見送る住職を見て驚かれていました。

 

 

 

今回は郷土食作りの材料となる大根を皆さんに畑で収穫してもらいました。

 

 

 

前回の郷土食作りは笹巻きでしたが、今回は漬物のひしお漬けを行いました。

 

 

 

参加者の皆さんで大根を切っていきます。

 

 

 

大根・大根の葉・白菜の材料に、麹・ひしお(麦ふすま)・塩を混ぜ合わせて完了です。

 

 

 

すぐに食べても味が染みていないので、皆さんには小分けしてお土産にしました。

 

 

 

郷土食作りを終えて休憩時間は、お茶を飲みながらの団欒です。

 

 

 

昼食は収穫した大根をなますにしたものもいただきました。

 

 

 

昼食を終えると2日間の体験も終わりです。

参加者の感想の一部を紹介します。

 

・出していただいた料理が美味しく食べ過ぎて、家でヘルスメーターに乗るのがちょっと怖いです。

 

・食事が美味しくて私も体重計に乗るのが恐ろしいです。

 

・美味しいものを頂いて、いかに普段料理をしていないのが分かり、もうちょっと色々料理しようと思います。

 

・朝に部落を端から端まで歩き、足跡を付けてまりました。

 

・楽しかったと一言ですけど、1食ぐらいは蕎麦があっても良かったんじゃないかなと勝手なことを思います。

 

・ご飯とっても美味しかったです。夜遅くまで片付けしてもらって朝早くから準備してもらってと本当にありがとうございました。

 

・一番楽しかったのは味噌づくりです。良い思い出になりました。

 

・いつもは冷凍食品を食べているもんでおふくろの味の様でした。

 

・最近自分で料理を作ることがなくなってきているので、久しぶりに時間をかけたご飯を食べました。

 

・地域の町会の人たちと交流があるんですけど、みんなを連れてきたいなと考えています。

 

・去年の味噌を頂きましたが大変美味しくて、来年の味噌を楽しみにしております。

 

・毎回お世話になって、今回も美味しいお料理をご馳走になって、参考にして家でも色々と試してみたいと思います。

 

・皆さんが言っている通り全てが美味しくて心が満足しました。

 

・あっという間に時間が過ぎまして、真心のこもったお食事お美味しかったです。普段は自分が作ったものしか食べないので、作っていただいたものを美味しくいただきました。

 

 

 

西方カタクリ会のメンバー最年長の方の年齢を聞いて、参加者の皆さんは驚いてました。

まだまだ元気に働くカタクリ会のおばちゃんたちから、エネルギーをもらった様な皆さんでした。