三島町では年に数回、JR只見線利用促進ツアーを行っています。
今年の第一段は、只見町観光まちづくり協会が企画する「八十里越え(国道289号)
通り抜けツアー」への参加です。
当日の様子を紹介します。
会津宮下駅7:34発下り列車を利用して出発。
川口駅から只見町までは代行バスに乗り換え。
只見町でツアーバスに合流。
「八十里越え通り抜け」は一般車両が通行できない工事区間のため、ヘルメットの着用が
義務付けられています。
関係車両に先導をしてもらい福島県側のゲートを抜け、いよいよ工事区間へ。
要所要所では、工事関係者の方々から事業の進み具合や今後の行程などについて説明を
受けました。
途中の約3.2キロの長いトンネルの途中に福島と新潟の県境がありました。
八十里越え全体の平面図をみながら、冬場は7mほどの積雪のため工事ができないこと、
地形的にも難工事であること、開通後の利便性などについて説明を受けました。
国道289号八十里越え事業のパンフレットのダウンロードはこちらから。
この日参加者を一番おどろかせた5号橋梁の橋脚。
現在40m地点まで工事がすすむ橋脚は、この後80mの高さまで延び、橋を支えることに
なるそうです。 完成後の橋の高さは谷底から換算すると120mになるとのこと。
『完成後の橋をぜひ見に来たい!」と、参加者全員がそう思いました。
工事用に敷設された仮設道路を進みます。
この日はお天気に恵まれたので、景色も楽しめました。
お昼は燕三条市にあるビュッフェスタイルのレストランへ。
その後、三条市の地場産業振興センターを見学。
ツアー最後の立ち寄り先は『弥彦神社』参拝。
この神社の参拝は“二礼四拍手一礼”が習わしとのこと。
帰路は栃尾市を経由し、国道252号六十里越えを通って只見町まで戻りました。
お天気にも恵まれた一日、貴重な体験を含む楽しいツアーとなりました。
参加者の皆さんありがとうございました。