雪と火のまつりの夕方に行われるイベントを紹介します。
<採火式>
雪と火のまつり会場から徒歩約10分の場所にある大登生活改善センターにて、採火式が執り行われます。
採火式では火打石にて火をおこし、その火にてサイノカミに点火します。
【時間17:00~】
<奉納神楽>
採火式終了後、三島町太神楽保存会の皆さんによる奉納神楽が行われます。
【時間17:10~】
<鳥追い(県指定重要民俗文化財)>
大登生活改善センターより鳥追い行列、その後会場ステージ上で鳥追いの掛け合いが行われます。
この鳥追いは三島町小学校の児童が披露してくれます。
【時間17:50~】
鳥追いとは、小正月の1月14日の夜に、昔から伝わる歌をうたって害鳥を追い払い、その年の豊作を祈願して行われる小正月の行事です。
桧原と滝谷地区では、子ども達が鳥追い唄を謡いながら練り歩き、西方地区では雪を固め盛って高さ1~2メートル、直径1~3メートルの鳥追いドウをつくり、その上で鳥追い唄を謡います。
その他、桧原では鳥追いの旗をつくったり、西方では鳥追い唄のあとに儀礼的に悪口の言い合いをしたりと地区ごとに特色があります。
滝谷では、厄年の家族がいる家をまわり「歳祝い」と呼ばれる祝いをもらう習わしがあります。
この『雪と火のまつり』では、滝谷地区の鳥追いを再現しています。
【鳥追い唄・滝谷地区】
「今日はどこの鳥追いだ 長者様の鳥追いだ さーらばさって追いましょう スズメの頭を八つに割って さん俵さぶち込んで 鬼が島 ホーホー カニが島 ホーホー ヤーホイ ヤーホイ」