昨日・一昨日(12/3・4)と田舎暮らし体験ツアー【編み組細工コース】を実施しました。
昨年の様子はこちら → 平成27年田舎暮らし体験ツアー【編み組細工コース】
今回のツアーでは新しい3つの取組みを入れた2日間の様子をご紹介します。
まず最初に、マタタビの枝の状態からどうやってザル編みに使う“ひご”にするかを実演しているところ。
<新しい取組みその一>
今までは半ザルを作るとか、四ツ目ザルを作るなどと、主催者側で決めていました。
平成24年12月:平ザル ・ 平成25年6月:四つ目ザル ・ 平成25年12月:半ザル
平成26年6月:四つ目ザル(楕円形) ・ 平成26年12月:四つ目ザル ・ 平成27年12月:半ザル
ツアーの2日間で作れるザルの種類をほぼ全て2回は実施したので、今度は作るザルの種類を参加者が選べる選択制にしようと。
そこで今回は参加者の皆さんに“そばザル”か“四ツ目ザル”のどちらか好きな方を決めてもらい作ってもらいました。
指導していただくのは“五十嵐光榮さん”
“目黒政榮さん”
“菅家藤一さん”
<新しい取組みその二>
今まではずっと光榮さん・政榮さん・藤一さんの3人でザルつくりの指導をしていただいてました。
ですが今回は、今年の1月から地域おこし協力隊として編み組細工の習得に励んでいる“清水夏穂さん”にも指導に加わってもらいました。
こちらはそばザルを作っている方。
こちらは四ツ目ザルを作っている方。
1日目の終盤とあって、だんだん形になってきました。
1日目のザルつくりを終えて、宮下温泉ふるさと荘で先生方と一緒の交流会です。
乾杯はその場でいきなり清水夏穂さんにふって、挨拶&乾杯してもらいました。
約2時間の交流会ではやはり編み組細工の話が多くなり、それで終わらず最後は約5名ほどが残り深いお話までされてました。
~~~~~~~~~~ 2日目 ~~~~~~~~~~
2日目もザルつくりの続きです。
2日目は四ツ目ザル・そばザル共にふちの仕上げ作業が主な内容となります。
参加者の中で一番最初に作り上げた方のザルがこちら。
とてもキレイですね。
参加者の方も自画自賛してました。
終わった方は工芸館へ見学してもらったのですが、それも終わった方々に急遽マタタビでのストラップ作りの実演を。
出来上がったのは10角形のストラップでした。
<新しい取組みその三>
いつも昼食は“ログハウスどんぐり”さんで会津地鶏やお蕎麦を食べてもらっていました。
ですが何度も参加してくださるリピーターの方々にとっては飽きているかなと思い、今回は“キッチンMORy”さんにお弁当を作ってもらいました。
しし茸(香茸)ご飯&会津地鶏汁に、地元の山菜・野菜を使った料理。
皆さんから美味しいと好評でした。
2日間の最後には参加者・先生一緒に感想を共有しました。
参加者の感想の一部をご紹介します。
・貴重な体験ができて本当に良かったです。すごい楽しい時間でした。
・一つの物を作り上げるって色んな工程や条件を揃えながら作っていくという奥深さをかいま見ました。
・今回色々なポイントを教えていただきありがとうございました。去年は時間がなくて焦りながらお昼食べたんですけど、今回は時間に余裕ができて良かったです。
・素晴らし皆さんと楽しい時間が持て非常に嬉しく思います。
・楽しい時間でした。それにつきます。先生方ありがとうございました。
・まさかマタタビのザルが自分でできると思ってなかったので本当に嬉しかったです。また来年もよろしくお願いしいます。
・先生には細かく教えていただきありがとうございました。今回1人前のそばザルができたので、来年もぜひもう1枚作りたいのでよろしくお願いいたします。
・今回でザル作りのツアー7回目の開催と聞き、なんと6回目の参加となりました。やっぱりその度に新しいことを吸収させていただいて一つずつ勉強させてもらっています。
・私も6回目ですがどうしても手が遅いんですけど、今回は余裕をもって終わらすことが出来て良かったです。
・今回初めて参加しまして、すごく丁寧に教えていただいて、完成したことが嬉しく今日はザルを抱いて寝ようかと思います。
・今回2回目の参加だったんですけど、詳しくポイントとかも教えていただいてとても勉強になりました。来年もぜひ参加したいです。
・先生達に頼りながら完成することができました。来年もよろしくお願いします。
・今回初めての参加だったんですけど、先生のおかげでこんなにキレイなのが作れました。年に1回だけじゃなく何回もあったら参加したいです。
恒例の参加者の皆さんご自身で作り上げたザル持ってもらっての記念撮影。
このザル作りのツアー来年もぜひ開催してほしいという声が多数ありました。
来年も開催できるようがんばります。。。