10月1・2日に今年度3回目の「田舎暮らし体験ツアー」を開催しました。
今年度の体験ツアーの様子はこちら → 1回目【田植え・山菜採り】 ・ 2回目【稲刈り・蕎麦打ち】
今回は間方地区の方々の案内のもとブナ林の散策などを行いました。
志津倉山巨木3兄弟の長男「栃太くん(とちふとし・樹齢約500年)」。
次男の「ブナ志津男(ぶなしづお・樹齢約400年)」で集合写真。
今回の2日間では新しいことを三つ取り入れてみました。
一つ目が「森林浴」とまでは言えないですが、ブナ林の中で寝ころんでもらい、15分間山の静けさや鳥の声、山の香りなどを感じてもらおうと。
初めての試みでしたが好評でした。
集会所に戻ってきてからは二つ目の新しい試み「餅つき」。
いつも夕食作りに間方式そば打ちを行っていたのですが、リピーターの方々にとっては何度も経験している内容。
そこで、何か良いのがないかと今までのアンケートを読み返すと「餅つき」をやってみたいという声がちらほらあったので餅つきしてみました。
皆さん交代しながら付いていき、美味しそうなお餅ができあがりました。
みんなで小さく取り分けて夕食へと。
その後は参加者・間方住民一緒の交流会です。
自分たちで付いたお餅はつゆ餅・納豆餅・あんこ餅でいただきました。
交流会の途中には、今日行った志津倉山の伝説「かしゃ猫」の紙芝居を披露したり、
神奈川県横須賀市から参加していただいており、今回で体験ツアー10回目の参加となる方に記念品を贈呈したりと。
記念品には三島町の桐額に写真を入れたものを差し上げました。
~~~~~~~~~~ 2日目 ~~~~~~~~~~
2日目は三島町と昭和村を結ぶ大辺峠の散策です。
木や植物を説明しながら散策していきます。
2日目 もご覧のとおりの快晴で、気持ち良い天気のなか歩くことができました。
途中では三島町内で一番高い場所にある清水・おそね清水で休憩を。
1日目の森林浴が気に入ったのか、ここでも寝ころんでいる方たちがいました。
三つ目の新しい試みとして、おそね清水を使って「ドリップコーヒーを楽しむ」。
せっかく美味しい清水なので、インスタントコーヒーではなくハンドドリップで入れてみました。
コーヒーじゃなくてシュワシュワした飲み物が良い方にはビールも。
約2時間半の散策を終えた後は、美味しい昼食をいただきました。
2日間もあっというまで、最後には全員で感想を分かち合いました。
感想の一部をご紹介します。
・ツアーに参加して同じ道を歩いても、毎回違う味わいがあります。植物の名前を教えていただいたりとか新しい発見があって、今回は美味しいお水でコーヒーを入れてくれたりとか、必ず新しいことがあって感謝してます。
・昨日、今日とものすごく長い時間森林浴を楽しめて、色々な香りや空気を満喫したので帰ってからもずっと思い出すんじゃないのかしら。
・昨日の散策ではずっと上を眺められて(森林浴)、今日もキレイな景色を見られて嬉しかったです。
・初めてだったんですけど、家の方も田舎なんで同じような風景なんですけど、地域地域でちょっと違ってて、森林の中で寝た(森林浴)っていうのが初めてだったんでとても良い経験でした。
・私は山が好きなので、近くの山や遠くの山が見れたし、皆さんにお世話になりとっても良い2日間でした。皆さん本当に温かく接していただいて何とも言えない2日間でまたお世話になりたいと思います。
・今回はトレッキングが楽しみで来ました。あまりしごかれずに楽しみながらできて良かったです。
・毎回来ても新たな発見があって嬉しいです。また来ます。
・山歩き久しぶりだったんですけど、すごい気持ち良くて、色々木や花を教えてくれて楽しかったです。
・今年の2月のかんじき以来だったんですけど、ほんと皆さん良くしていただいてとても感謝しています。
・今回初めての参加っだったんですけど、皆さん初対面なのに全然そんなかんじじゃなくてすごくあったかくて、ちょっと里帰りしたみたいな錯覚におちいるぐらいで、普段都心で働いているので深呼吸するのも何か悪いものを吸い込みそうな環境にいるので、今回は本当にリフレッシュもできてお天気にも恵まれて、本当に素晴らしい2日間でした。
といった内容の2日間でした。
平成28年度でこれから実施する体験ツアーの参加者を募集中です。
★11月19・20日:郷土食コース(手前味噌・笹巻つくり)
★翌年2月25・26日:雪国コース(かんじきつくり・雪上トレッキング)
詳細はこちら → 平成28年度 田舎暮らし体験ツアー“秋・冬”