12月5・6日に今年度6回目の田舎暮らし体験ツアーを実施しました。
今回は伝統的工芸品の一つマタタビ細工作りです。
昨年の様子はこちら → 平成26年田舎暮らし体験ツアー 1日目 ・2日目
指導してくださる五十嵐光栄さん
目黒政栄さん
菅家藤一さん
今回つくるのは『マタタビの半ザル』です。
米とぎザルほどの高さはなくアイデア次第で色々な使い方ができます。
参加者15名を5名ずつの3つのグループに分けます。
一つのグループにそれぞれ先生が付き、作り方を教えます。
1日目は約4時間ザルを編む作業を行い終了。
夜は宿泊場所の宮下温泉ふるさと荘で先生も一緒の交流会です。
編み組細工の話はもちろん、その他に三島町の過疎化の現状・雪国の暮らしなどの話題で交流を楽しまれていました。
~~~~~~~~~~~ 2日目 ~~~~~~~~~~~
2日目も引き続きザルつくりです。
このツアーでは事前に先生がマタタビを編める状態(ひご)に準備しておくのですが、山から採ってきたマタタビからどうやってひごの状態にするかを実演しているところ。
皆さん興味津々&ひごつくりからやってみたいというお話しがありました。
さて、1日目から編み出したザルも完成前の縁の仕上げ作業まできました。
何回も参加してくださるリピーターの方も、縁の仕上げはなかなか覚えられないようです。
先生の作り方を動画で撮っている方もいました。
昼食は三島町産の会津地鶏料理や収穫されたばかりの新そばを食べてもらいました。
無事にザルつくりを終えた方は、三島町生活工芸館で編み組細工を見学。
同じザルでも、工人さん(作り手)によって色々な編み方&仕上げ方などと、個性があるの気付いたかな?
無事に全員が作り上げ、最後には自分で作ったザルと一緒に記念撮影。
毎回思いますが、皆さんがつくったザルは形も大きさも一つひとつ違います。
これが手作り品の良さですね。
ところで、バスで三島町から会津若松までお送りし、お別れの時の皆さん同士の言葉が「来年も会いましょう」と。
来年も企画できるようにしないとですね。。。