10月17・18日に、今年度4回目の田舎暮らし体験ツアーを実施しました。
間方地区の方々が案内しながら1日目は志津倉山のかしゃ猫ロードをトレッキングしました。
散策途中には山ブドウを見つけてみんなで味見を。
かしゃ猫ロードには「志津倉山巨木3兄弟(栃・ブナ・サワグルミ)」があり、写真正面に見えるのは長男の「栃太(とちふとし)くん」。
長男の栃太くんは樹齢500年と言われています。
ちなみに次男のブナ志津男くんは樹齢400年、長女の沢くるみちゃんは樹齢230年です。(推定)
標高の高いところでは紅葉が一番の見頃を迎えていました。
トレッキングの帰り道ではマコモダケ畑を見学。
お土産に収穫させてもらいました。
夕食作りでは恒例の間方式そば打ち。
手回し道具を使って自分たちが食べるそばを作りました。
そば打ちを終えたら、早速間方住民と参加者の交流会です。
夕食には会津の郷土料理にしんの山椒漬けや、干しこごみ、わらび、マコモダケの天ぷらなどなど。
間方地区の女性陣が美味しい料理を準備してくれました。
交流会で参加者の皆さんは三島町の昔の風習、雪国ならではの生活の話、女性陣に料理の調理方法などを聞くなど、色々な話題で交流を深めていました。
~~~~~~~~~~~~~ 2日目 ~~~~~~~~~~~~~
2日目は三島町と昭和村を結ぶ美女峠を散策です。
志津倉山のトレッキングロードとはぜんぜん違う雰囲気(景色)の美女峠。
朴の木の葉っぱのお面姿の小学4年生の怜奈ちゃん。
見つけたコクワは美味しいとみんなに好評でした。
休憩中には美女峠にまつわる伝説のお話しを。
山の神様でお参り。
1日目に引き続き2日目も晴天で、紅葉がとてもキレイでした。
記念撮影。
約2時間半の散策を終えてお昼ごはんです。(お昼なのにビールが。。。)
なんと松茸ご飯!
楽しかった2日間もあっという間で、最後にはみんなでふりかえりを。
<参加者の感想(一部)>
・歩くスピードもちょうど疲れなくみんなで喋りながら歩けて、とても貴重な体験ができました。縁があってこちらの方に来るようになってから顔見知りが段々増えてきて、すれ違っても声を掛けてくださり嬉しいです。また来ます。
・志津倉山と美女峠を歩きましたが、全然景色が違ってて、その景色を間方の方たちが道路を手入れしたりと一生懸命守ってらっしゃるなというのを感じて、いつまでもこういう景色が残ると良いなと思いました。ここに来て懐かしい感じがしたのは、やっぱり前回来た時にお会いした方とまたお会いできて、また来たいなと思いました。
・里山をゆっくり歩くことを最近していなかったので、すごい楽しみにしてきて、歩いたらすごいキレイでした。間方の方から、こういう風に昔使っていたとか教えてもらいながら面白い話をしてくれたのが楽しかったです。参加されているメンバーの方もとても温かくてとても楽しかったです。
・また間方の皆さんとお会いして、なんというか親戚に会ったみたいで、ゆったりできて大きな声で笑って良い空気をいっぱい吸って幸せをいっぱい感じました。
・天気にも恵まれて、そして面白い話も聞くことができて楽しかったです。
・紅葉の景色も良く、山の中のコントラストがすごくキレイで、良い空気を吸っているという実感をしながら歩けました。お母さんたちの料理も心尽くしで、目は食べたいけどお腹がいっぱいという状態で、沢山美味しい料理をいただきリフレッシュできました。
間方地区は三島町の一番山奥にあり高齢化率も高い地区です。
ですが、こうした体験ツアーの参加者を受入れたり、トレッキング大会を実施したりと、地区を元気にしようと活動しています。
来年の2月にはこの間方地区で雪国体験(かんじき作り&雪山ウォーキング)を行います。
興味ある方はぜひご参加ください。
詳細はこちら → 奥会津三島町田舎暮らし体験ツアー“秋冬”